2025年4月に開校する、愛知県立の中高一貫校について12月9日、志願者数が公表されました。4校のうち、明和高校付属中学の倍率が最も高く、およそ17倍となりました。

 愛知県では2025年4月、明和、津島、半田、刈谷の4つの県立高校に中高一貫校を開校する予定です。

 9日、県は6日に締め切られた出願受付の状況を公表しました。志願者数は明和高校付属中学の普通コースが定員80人に対し1364人となり、倍率17.05倍で、4校の中で最も高くなりました。

 明和の音楽コースは定員20人に対し36人(1.8倍)、刈谷高校付属中学の普通コースは定員80人に対し818人(10.23倍)、半田高校付属中学の普通コースは定員80人に対し395人(4.94倍)、津島高校付属中学の国際探求コースは定員80人に対し165人(2.06倍)、となっています。

 県教委の担当者はこうした出願状況について、「教育内容を理解し期待していただいているのが数字に表れていると前向きにとらえている」と話しています。

 入学選抜試験は2025年1月11日から始まり、1月24日に合格発表されます。

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