鹿児島地方気象台は、新燃岳で火山性地震が増加しているとして9日、現地調査を行いました。

気象台によりますと、新燃岳では火口直下を震源とする火山性地震が増加していて、9日午後9時までの10日間で263回を観測しました。

気象台は、新燃岳の噴火警戒レベルを1から火口周辺規制の2に引き上げる判定基準の一つとして10日間で300回以上の火山性地震が観測された場合をあげていて、今後さらに火山活動が高まればレベル引き上げの可能性があるということです。

鹿児島地方気象台・河野太亮予報官
「活動の状況を把握するために来た。結果を持ち帰り、熱カメラを含めて解析したい」

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