12月9日の静岡県内は寒気と放射冷却の影響でほとんどの地点で今シーズン一番の冷え込みとなりました。南伊豆町ではヤシの木の冬支度「コモ掛け」作業が行われました。
9日朝の県内は上空に強い寒気が流れ込んだうえ晴れて放射冷却が強まったため、川根本町と井川で氷点下3.3℃、御殿場で氷点下1.4℃など18の観測地点のうち16地点で今シーズン一番の冷え込みとなりました。
御殿場市民:
朝寒くて布団から出られない。いま布団2枚かけてシーツもモコモコのものを使っている
御殿場市民:
急に冷え込んだので、きょうも着こんできたが、夜になると冷え込むので心配
こうした中、南伊豆町石廊崎では寒さと潮風による塩害から葉を守ろうと、9日朝、地元の業者が県道沿いに並ぶココスヤシの木にコモ巻きつける作業を行いました。
造園業者:
ここは(西風が)強い所なので、(コモを巻かないと)塩害から守れないので、毎年行っている
コモは2025年3月の啓蟄の前に取り外される予定です。
気象台によりますと10日の気温はおおむね平年並みとなる予想ですが、週末には再び強い寒気が流れ込んでくる見通しです。
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