板に並べられ湯気をあげているのは「生寒天」。長野県茅野市宮川の五味喜一商店では、12月7日から「寒天づくり」が始まっています。
9日朝の長野県内は30の観測地点すべてで氷点下に。諏訪も氷点下4.7℃まで冷え込み、白い息を吐きながら生寒天を天日干しする「天出し」作業を行っていました。
五味喜一商店 3代目・五味昌彦さん:
「滑り出しは順調です。寒さは嫌なんだけど、寒い方が仕事が楽という、そういう仕事ですから」
生寒天は、2週間ほど凍ったり解けたりを繰り返して水分を蒸発させると「角寒天」になります。
作業は2月初旬まで続き、60万から80万本の生産を見込んでいるということです。
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