トラックが遮断機を破壊。踏切での危険な運転が捉えられていました。

 朝7時すぎ、男性が踏切に差し掛かった時のこと。前を走るトラックがスピードを緩めたかと思いきや、そのまま踏切内に前進。

目撃した男性
「踏切が鳴り始めているのに、そのまま線路に入ってしまって」

 警報機が鳴り、遮断機は下がり始めていました。遮断機は荷台にぶつかり、ポッキリ折れてしまいました。

目撃した男性
「非常に危険だった。それなりに(電車の)本数もあって車も混みますが、歩いて踏切を渡る人や自転車で渡る人も大勢いる」

 よく見ると、折れた遮断機は踏切内に残され、本来閉じられるはずの場所には隙間が。

 トラック何事もなかったかのように走り去って行きました。

 その後、男性は…。

目撃した男性
「電車が行った後(遮断機が開いて)すぐに落ちている棒を拾って、邪魔にならないところに移動させた」

しみず法律事務所 清水卓弁護士
「(道路交通法の33条で)踏切の遮断機が閉じようとし、警報機が鳴っている間は踏切に入ってはならないので、3カ月以下の懲役または5万円以下の罰金に処せられる可能性」

 JR東日本は被害届を出すことを検討しています。

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