顧客の女性に睡眠薬を服用させたうえ、現金を奪って住宅に放火し、殺害しようとした罪で起訴された「野村証券」の元社員の男が窃盗などの疑いで追送致されました。

「野村証券」の元社員で無職の梶原優星被告(29)は、今年7月、広島市西区で顧客の84歳の女性に睡眠薬を服用させて昏睡状態にした上で、現金およそ1800万円を奪い住宅に火をつけて、殺害しようとした罪で先月、起訴されました。

警察は、梶原被告が別の日にも住宅に侵入し、2階の寝室から現金およそ800万円を盗んだとして、住居侵入と窃盗の疑いで9日、追送致しました。

警察は「捜査に支障がある」として梶原被告の認否を明らかにしていません。
警察によりますと、梶原被告は業務以外の資金運用で損失を出していて、損失を埋める目的で現金を盗んだとみられています。

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