東京・歌舞伎町に中学1年の少女を呼んで深夜に一緒にいたとして、警視庁はいずれも住居・職業不詳の男(20)と、18歳と19歳の少年2人を都青少年健全育成条例違反容疑(深夜外出の制限)で現行犯逮捕し、9日に発表した。男と18歳の少年は「一緒にいたが年齢は知らなかった」などと供述し、19歳の少年は黙秘しているという。
少年育成課によると、逮捕容疑は8日午前0時20~同1時半ごろに共謀し、東京都新宿区歌舞伎町1丁目の「トー横」と呼ばれる一帯の路上で、中学1年の少女(13)が16歳未満と知った上で、取り囲んで会話をするなどしたというもの。少女は、知人の19歳の少年からSNSで「歌舞伎町で遊ぼう」と連絡を受け、現場を訪れていたという。
少女はこの日、友人に会うために関西地方から上京していた。パトロールをしていた同課員が事情を聴こうとしたところ、逮捕された3人が「警察に関係ないだろ」と割り込んだという。
同条例は、午後11時~午前4時の間、正当な理由なく18歳未満を連れ出したり同伴したりすることを禁じている。罰則は相手が16歳未満だった場合のみ30万円以下の罰金。
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