福井県内の中学生と企業が一緒に開発した弁当の販売会が、12月8日、福井市内で行われました。
福井の魅力が詰まった弁当は観光客にも好評でした。
(生徒の呼び込み)
「恐竜弁当販売しています」
福井駅構内にある「くるふ福井」で行われた弁当の販売会。
この弁当は、福井大学附属義務教育学校の生徒が、福井市にある惣菜・弁当の製造販売を行うデリアテールと共同で作ったもので、「SDGsと食」をテーマに今年(2024年)2月から開発に取り掛かりました。
主に県産の食材を使い福井の魅力がたっぷり詰まったこの弁当。
その名も「恐竜弁当」。
こちらは六条大麦が使われたナゲット。
恐竜のカタチをしています。
容器には環境に優しい素材「エコウッド」を使用。
2種類のパッケージには生徒がデザインした恐竜が描かれています。
群馬からの観光客は
「新幹線の中で何を食べようかなと歩いていたら目について。」
「恐竜だしかわいいし、中学生の弁当だから食べてみたいと。開けてみてどんなのかな。パッケージもかわいかったので…」
とインタビューに答えました。
弁当の共同開発にあたった生徒は
「福井の魅力を知ってもらって、福井の地域を活性化できるような特産品をたくさん使っている。お弁当を食べてもらってただおいしいと感じるだけではなく、食品ロスを無くす大切さについて考えてほしい」
と企画意義について話しました。
恐竜弁当は、2025年3月までの土曜・日曜のみ、「デリアテールくるふ福井駅店」で数量限定で販売されます。
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