EXIT・兼近大樹が5日、自身がMCを務める『ABEMA Prime』に生出演し、SNS「X」を辞めた理由を告白した。現在、Xだけでなく各種SNSでは闇バイトほか、数々の犯罪を招く投稿などが見られているが、兼近が期待する規制が進まないことに異を唱え「規制されるまで絶対にやらない」「僕の投稿で犯罪に巻き込まれる可能性がある」と、自らが新たな犯罪者を生むトリガーにならないためだと述べた。
【映像】EXIT兼近「芸能人はX辞めた方がいい」
この日、番組ではオーストラリアが16歳未満のSNS利用が禁止されたことを取り上げた。コーナー冒頭、この規制強化について兼近は「SNSでなく、現実世界でも法律がなければ暴力衝動は抑えない。人はそもそも、そういう生き物だから法律があるので、規制がないSNSは絶対ダメに決まっているし、絶対にやっちゃダメ。だから今現在、犯罪もすごく増えてきていて、そういう使われ方をしてきている。規制があるならいいが、ない状態の今、この先どんどん酷くなるのは想像がつく。なんでこのままにしているんだろうというのが心配」と、犯罪の温床にもなるSNSの現状を憂いた。
また自身がXを辞めた理由として「応援してくれる人たちを巻き込んでしまうし、もしかしたら(犯罪に)加担している可能性もある。だから僕は、規制がされるまで絶対にやらないようにしている。あそこに僕が参加するだけで、僕に関わる人たちが参加し、僕の投稿を見るために誰かがやって、それでまた犯罪に巻き込まれる可能性があると考えたら、芸能人は本当は辞めるべきとすら思う。だからといって、全員に辞めろというのは意味がわからないが」と述べた。
さらに、SNSで見えてきた問題について「めちゃめちゃ幸せな人は、たぶんSNSをやっていないと思う。だから格差がすごく見えてきた。今まで隠してきていた、見ないようにしてきた人の格差がすごく見えやすくなった。それを伝えやすくなったのがSNS」とし、社会の分断にもつながることを危惧していた。
(『ABEMA Prime』より)
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