「性的関係を強要していた」として女性に提訴され、先月、解決金500万円で和解した大阪・岸和田市の永野耕平市長。

 今月6日、これまで“話せない”と説明していた被害女性との和解調書を公開し、会見を開きました。

 和解調書では、市長は「原告の就職や雇用維持を左右し得る優越的な立場にあって、上下関係がおのずと形成されていたと認めるのが相当」と指摘されています。

永野市長
「不適切な関係、不倫の関係にありました。このことについては認めて心から謝罪させていただきたい。(女性とは)対等な人間関係だと思っていましたし、今も対等だとは思っているんですね」

 しかし、女性の主張とは真っ向から食い違っています。

原告からのメッセージ
「泣きながら拒絶する私を、立場や権力を乱用し、恐怖でおさえつけ逃げられないようにすることが同意なのでしょうか」

 永野市長は、今回の裁判で認められたのはあくまで「女性との不倫関係」のみと主張して「性加害」については否定し、女性が心に深い傷を負ったことにも責任はないと訴えました。

(「グッド!モーニング」2024年12月7日放送分より)

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