成田国際空港会社(NAA)と日航、慶応大は6日、震度6強の地震が起きたとの想定で初動対応力を高める訓練を実施した。地震学や防災教育を専門とする大木聖子准教授がシナリオを作り、学生らも被災した旅客役などを務めた。
訓練には約120人が参加した。ターミナル内で、落下物が頭に当たって出血したり階段で転倒したりした人々を、NAAや日航、各店舗の従業員らが担架などで搬送。「テロだ!」と叫びパニックに陥る外国人役をなだめ、体がぶつかって口論を始めた人たちを仲裁し、速やかに避難へと導く手順などを確認した。
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