宮城県にある陸上自衛隊大和駐屯地は12月6日、今年5月に酒気帯び運転の疑いで逮捕された自衛隊員を懲戒免職処分としました。
懲戒免職となったのは、第6後方支援隊に所属する50歳の男性1等陸曹です。大和駐屯地によりますと、1等陸曹は5月16日午後6時ごろ、宮城県大和町にある自宅近くのコンビニで酒を飲んだ後、乗用車を運転したとして現行犯逮捕され、仙台簡裁は罰金50万円の刑を命じました。
また、逮捕をきっかけに、1等陸曹が2022年8月にも酒気を帯びた状態で乗用車を運転し、他の車に衝突して相手の運転手にけがをさせる事故を起こしていたことが分かりました。
1等陸曹はこの事故について所属部隊に報告しておらず、大和駐屯地は警察からの連絡で2年前の事故について把握したということです。1等陸曹は大和駐屯地の調べに対し「見つからないと思っていた。深く反省している」などと話しているということです。
大和駐屯地の第6後方支援連隊長は「今後、本事案を教訓として、教育、指導を徹底し、同種事案の再発防止に努める所存です」とコメントしています。
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