名古屋市内の病院で、点滴にサプリを混ぜて母親を死亡させたとして逮捕された男が「菌が入るという認識はなかった」という趣旨の供述をしていることが分かりました。

 名古屋市南区の無職・伊藤直行容疑者(62)は8月、入院中の母親(当時85)の点滴ボトルに、注射器で水に溶かした市販のサプリを注入して細菌を混入させ、誤嚥(ごえん)性肺炎で死亡させた傷害致死の疑いで6日に送検されました。

 伊藤容疑者は容疑を一部否認し、「体調を回復させようとした」と話しているということです。

 また、その後の捜査関係者への取材で「菌が入るという認識はなかった」という趣旨の供述をしていることが分かりました。

 伊藤容疑者は注入方法をインターネットなどで調べた可能性があり、警察が経緯を調べています。

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