40代の男性が自宅で刃物で顔を切り付けられ殺害されました。逮捕された知人の男との間に金銭トラブルがあったとみられています。
■「死んだかも」男から連絡受けた親族が被害者発見
確保の瞬間 この記事の写真1台の黒い車を取り囲むように、複数の警察官やパトカーが集まっています。容疑者確保の瞬間映像です。
目撃した人「(パトカーが)1台来たと思ったら、次から次へとわーっと鳴らして来ていた。1人の人を囲んでいたのかな。手をあげている人が真ん中にいたから」
殺人の疑いで逮捕されたのは、栃木県宇都宮市の自称会社員・鄭龍植容疑者(39)です。
最初の通報JR宇都宮駅からおよそ4キロ、閑静な住宅街で起きた殺人事件。最初の通報があったのは、5日午前5時ごろのことでした。
110番通報「男性の怒鳴り声がする。けんかしているようだ」
通報を受けて、警察官がドア越しに声を掛けましたが、中から応答がなかったため、その場を離れます。しかし3時間後、事態は急変します。
最初の通報から3時間後、事態急変 鄭容疑者の親族「男性が殴られ意識がない。加害者は逃走した」
逃走していた鄭容疑者から「殴ってしまった。死んだかもしれない」と連絡を受けた親族の女性が、血を流して倒れている被害者を発見し警察に通報しました。
住宅に男性遺体警察によりますと、40代の男性が住宅2階のダイニングで仰向けになり倒れていて、顔に刃物で切り付けられた傷のほか、頭を殴られた痕もあったといいます。男性はその場で死亡が確認されました。
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■「ビンで殴った」金銭トラブルか■「ビンで殴った」金銭トラブルか
警察によると男性は2階建て住宅に一人で暮らしていました。新築のようなきれいな住宅です。近所の人によりますと、この辺りは古くからの家が多いなか、数年前に建てられたということです。
亡くなったのは、この家に住む中村翔さん(41)です。
近隣住民「結婚してすぐ生まれた子、小さい子もいた。途中から一人暮らしになったみたいですけど。2〜3年前じゃないですか」
警察によりますと、中村さんと鄭容疑者は知り合いで、犯行前に一緒に酒を飲んでいたということです。
金銭トラブルか取り調べに対し、鄭容疑者は容疑を否認しています。
鄭容疑者「ビンで殴ったことは間違いないが、殺すつもりはなかった」
警察は、犯行の原因は金銭トラブルによるものとみて調べています。
(「グッド!モーニング」2024年12月6放送分より)
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