赤ちゃん2人の遺体を遺棄した罪に問われた母親に、名古屋地裁は5日、執行猶予付きの判決を言い渡しました。
元風俗店従業員・入村恵被告(39)は、2016年ごろまでに出産した赤ちゃん2人の遺体をビニール袋に入れるなどし、当時住んでいた南区と中区のマンションに放置した死体遺棄の罪に問われていました。
これまでの裁判で、弁護側は最後に遺体に触れたのが2017年9月で、時効の3年を経過しているとして、裁判の打ち切りを主張していました。
名古屋地裁は5日、時効成立を否定したうえで、「釈放後に弔いの手続きをしている」など反省もしているとして、懲役2年・執行猶予4年を言い渡しました。
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