北海道教育委員会は12月5日、ファストフード店のドライブスルーで、ファスナーを降ろして下半身を露出し女性従業員に見せたとして逮捕された男性教師(59)を懲戒免職処分にしました。
処分を受けたのは、北海道苫小牧市のウトナイ中学校に務める男性教師(59)です。
9月店員に騒がれ逃走 “公然わいせつ”で逮捕
男性教師は9月16日、苫小牧市内のファストフード店のドライブスルーで露出し下半身を女性従業員に見せたとして、公然わいせつの疑いで逮捕されました。
当時、男性教師はハーフパンツのファスナーを下ろして運転席に座り、下半身が見えるようにドライブスルーを利用していました。
男性教師は従業員に騒がれ、商品を受け取らずに店から走り去っていました。
店からの110番通報で警察官が駆けつけ、数百メートル離れたところで、男性教師を見つけ逮捕しました。男性教師は容疑を認めていました。
5月に偶然露出…やみつきになり繰り返す
道教委によりますと、男性教師は逮捕前にも6月から9月にかけて5回ほど、同じ店で繰り返していました。
男性教師は部活動の指導前や出勤前の朝、ドライブスルーに寄り、女性店員らに見せていたということです。
男性教師は5月ごろ、ズボンのファスナー下ろしたまま、ドライブスルーを利用。あとからそのことに気づいたとき、やみつきになったといいます。
男性教師は道教委に「見られたときにストレスからの解放感があった」と話しています。
罰金10万円の略式命令 校長も戒告の懲戒処分
男性教師は10月24日、苫小牧簡易裁判所から罰金10万円の略式命令を受けたことから、道教委は12月5日付で懲戒免職処分としました。
管理監督責任があったとして、校長も戒告の懲戒処分としました。
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