コカインを含む粉末を所持したとして、名古屋地検が元プロ野球選手で飲食店経営の山下斐紹被告(32)を麻薬取締法違反(所持)の罪で起訴していたことが5日までに分かった。名古屋地裁で4日初公判があり、検察側が懲役1年を求刑し即日結審した。判決は20日。
起訴状などによると、9月12日、名古屋市中区の自身が経営する飲食店で、コカインを含む粉末0.458グラムを所持したとしている。検察側冒頭陳述によると、知人に勧められ3月ごろからコカインを使うようになった。タブレット菓子の箱に隠し、所持していたという。
山下被告は習志野高から11年にドラフト1位で福岡ソフトバンクホークスに入団した。
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