再逮捕されたのは、東京 千代田区の人材派遣会社「スタッフ・エージェント」を実質的に経営する弁護士の鈴木康之容疑者(53)です。
東京地検特捜部などによりますと鈴木弁護士はおととし6月までの2年間に、人材派遣会社のコールセンター運営に関する架空の業務委託費を計上するなどして、会社の所得1億5000万円余りを隠したり、架空の課税仕入れを計上したりして、法人税と消費税合わせておよそ6400万円を脱税した疑いが持たれています。
特捜部は弁護士の認否を明らかにしていません。
鈴木弁護士は11月、自分が代表を務めていた弁護士事務所でも同じような方法で所得を隠し、およそ2700万円を脱税したとして逮捕されていて、5日法人税法違反などの罪で起訴されました。
脱税した資金は株式投資などに充てていたとみられ、特捜部は詳しいいきさつを調べています。
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