太宰府“国史跡”の土地に違法にキャンプ場が設置されていることが分かりました。

 太宰府天満宮があり、歴史と文化の香りが漂う街。そのほど近く、国特別史跡の土地に無許可で作られたキャンプ場があると聞き、記者が行ってみると…。

 謎のオブジェやブランコがあり、取材陣を迎えたのはネコ。入り口には横断幕があり“自然センターキャンプ場”と書かれています。そこに記された携帯番号に掛けてみると…。

キャンプ場を運営する女性
「2022年に土地を買った。色々準備して、オープンは(去年の)10月末くらい」

 電話に出たのは中国出身でリサイクル業を営んでいるという女性。

キャンプ場を運営する女性
「(Q.去年5月に太宰府市と話したか?)その時は、お客さんが自分でテント持ってきて、次の日に持って帰るなら大丈夫と(言われた)。(市に)許可をもらってからキャンプ場をオープンして、それで今、駄目だと言われて、どうすればいい。私の土地だから(市には)どうやって使ったらいいのか教えてほしい」

 市はこれまでに8回以上、指導を行ったということです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。