大阪府岸和田市の市長が女性との性的関係を巡り裁判で和解した問題で、大阪維新の会の吉村代表は、「説明責任が果たされないのであれば、『除名とする』というのが方針です。8日が期限になることに現状変わりはない」と話しました。
■今月8日まで十分な説明なければ「除名」処分
岸和田市の永野耕平市長は女性に対し複数回、性的関係を強要したとして提訴され、先月、市長が解決金500万円を支払うことなどで和解が成立しています。
これを受けて、永野市長が所属する大阪維新の会は綱紀委員会を設置し、今月8日までに十分な説明がなければ「除名」処分とする決定をしました。
■吉村代表「説明責任果たされないなら除名とする方針、8日期限は現状変わりない」
この処分について吉村代表は5日、「今女性の意見が出ているなかで、(永野市長が)説明責任を果たすべきということが綱紀委員会でも強く出た意見」「果たされないのであれば、除名とするというのが方針です」と話しました。
また、5日永野市長が「何らかの形で説明責任を果たしていきたい」と発言したことに対して、「今まではなかった話だと思います。ぜひそれはやってもらいたいと。きのうから新たに変わった事情のひとつである」としました。
そのうえで、「(除名処分の)発表は8日と決めていますので、8日が期限になることに現状変わりはない」と話しました。
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