東北電力は女川原子力発電所2号機について、設備点検などのため一時計画的に停止していた原子炉を12月5日朝、再び起動させました。
女川原発2号機は今年10月に東日本大震災以来13年7カ月あまりを経て再稼働し、11月24日からは計画的に原子炉を停止し、設備や機器の点検が進められていました。
東北電力はこの「中間停止」の工程を終えたことから、5日午前6時に再び原子炉を起動させました。
当初、原子炉の起動は4日を予定していましたが、冷却用の海水を流す配管内のフィルターにごみなどが詰まっていないか確認する作業に時間がかかったことから、一時、再起動を見送っていました。
東北電力は今後、原子力規制委員会による最終確認にあたる使用前確認を経て、12月26日ごろに営業運転を再開させる方針です。営業運転すれば、2010年11月6日以来、約14年1カ月ぶりとなります。
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