年末の大掃除を前に必見です。自宅の不要品や思い出の品が思わぬ高値に。どんなものが高く売れるのか紹介します。
■あなたの家にも!不要品が現金に
40代の人
「思い入れがあるのでなかなか捨てられない。捨て方が分からなくて」
60代の人
「だんだん年とってきて持てないくらい大きくて。捨てられなくてそのまま」
「捨てたい、でも、捨てられない」。そんな葛藤を解決するスポットが年末は大忙しです。
80代の人
「来よう来ようと思っていたけど、なかなかね、思い切らないと」
女性がキャリーバッグに不用品を詰め込み、やってきたのは「買取専門店」です。
次々とアイテムを取り出し、最終的にはバッグも査定へ。
80代の人
「(Q.これは?)お皿」
店長
「ウェッジウッドです。洋食器で有名なブランド」
80代の人
「(Q.誰かにもらったモノ?)結婚式の引き出物」
ブランドもののお皿もあれば…。
80代の人
「(Q.弁当箱みたいな?)そうなのよね。散々使ったんだけど昔。勤めてたのがもう20年くらい前になる。けっこう古いよ」
「トイレに置いていて便利だった。時間を見るのに」
トイレで時を刻んだ時計も査定へ。
最終的に査定に出した7点の合計金額は…。
店長
「合計で600円になります」
ブランドのキャリーバッグが215円と最高値で、引き出物のお皿は200円と査定。
ともに歴史を歩んできた2品は…。
弁当箱など2点で20円、壁掛け時計が10円。すべての品に値がつきました。
80代の人
「まあでも600円になったわよ。何しようか。アイスクリームでも買おうか」
50代の人
「これはアルマーニ、両方。全然使わないので売ってくるねと」
50代の女性はブランド衣類をお持ち込みです。
店長
「合計でこちらの金額」
50代の人
「えー!ストールが意外とする」
計2点はクーポン特典付きで1650円に。
50代の人
「すぐこの後のスーパーで買い物に使っちゃう」
「(Q.次も来る?)来たいと思います」
エコリング清澄白河店 福島千尋店長
「年末の大掃除や片付けで、買い取り店の需要がこの時期かなり上がってきている」
■壊れてもOK!使いかけも!
関東の各店舗から買い取られた商品が集まる倉庫では、ギターやゴルフ用品、炊飯器などの家電製品がずらりと並べられています。
店に持ち込む不要品のポイントを倉庫で探ってみると…。
エコリング販売企画部 伊藤博隆主任
「二十数年前のガラケーだが、素材としての価値があるので買い取りしている」
懐かしの「ガラケー」から…。
伊藤博隆主任
「(Q.この時期にサンタがいるのはおかしいのでは?)そうですね、おかしいですよね。去年、大活躍してくれたと思います」
「(Q.お客さんが買い替えた?)きっとそうだと思う」
棚の奥に眠らせがちなアイテムも…。
伊藤博隆主任
「使いかけの香水です。シャネルのナンバー19の香水。まだ3割も入っている」
「(Q.何円で買い取る?)300円の買い取り。半分くらいあると500円くらいはつけさせていただく。シャネルだからというのはあるが、満タンに近い量であれば1000円近く。どうやって使うんだろうと思うかもしれないが、試しに使いたいお客様もみえるので」
「宝の山」かもしれないのが…。
伊藤博隆主任
「メッキアクセサリーです。ネックレス、ちぎれていても問題ありません。素材として再販が可能なので、壊れてパーツが取れていても買い取り可能。品物を拝見し、この中にたまに金が混じっていることがある。なので、思いがけない金額になって喜んでいただけることがある」
年末、大掃除でチェックしておきたいことも…。
伊藤博隆主任
「箱や付属品を一緒に持ち込んでいただくのはもちろんだが、家電製品は特に年式が重要になってくるので、もう使わないなと思った時に持ってきてもらうのが一番の売り時」
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