水陸両用の乗り物「ホーバークラフト」の運航会社「大分第一ホーバードライブ」は4日、3月の訓練中に起こった2件の事故を国土交通相に報告しなかったなどとして船員法違反の疑いで船長ら7人が書類送検されたことを受けて大分市で記者会見し、うち1件については事故は軽微で報告の必要があると当時認識していなかったと説明した。
7人は今月3日付で不起訴処分となった。
同社のホーバーについては、大分港で7月、訓練中にスロープの側面に接触した別の事故を巡り、大分海上保安部が当時操縦していた乗組員を業務上過失往来危険の疑いで大分地検に書類送検していたことも4日、保安部への取材で分かった。
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