教え子に性的暴行し、けがをさせた罪に問われた中学校の元校長に、検察側は懲役10年を求刑しました。

都内の公立中学校の元校長・北村比左嘉被告は、以前勤務していた学校で、女子生徒に性的暴行を加え、けがをさせた罪などに問われています。

検察側は、裁判で「被害者は指示に逆らえば平穏な学校生活に懸念が生じると思った。抵抗する意欲すらわかない心理状態だった」と指摘しました。

そのうえで、「圧倒的な上下関係を利用した常習的で卑劣な犯行」と述べ、北村被告に懲役10年を求刑しました。

最後に、北村被告は「長期にわたる苦痛を与えてしまい申し訳なく思います。一生懸命生きて償える道を探したい」と述べて、裁判は結審しました。

判決は、12月9日に言い渡されます。

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