12月3日岩手県の盛岡地方裁判所にある国の天然記念物・石割桜の雪囲い作業が行われています。
井上智晶アナウンサー
「石割桜が冬の装いです。造園会社によって幹にこもをまく作業が行われています」
石割桜は樹齢360年以上と推定されるエドヒガンザクラで国の天然記念物に指定されています。
3日は雨が降るなか石割桜を約90年にわたって管理している盛岡市内の造園業者「豊香園」の職人6人が雪囲い作業をしました。
職人たちは直径1.5mほどの幹にわらを編んだ「こも」を丁寧に巻きつけたほか高さ13mの支柱から枝に縄をはり雪の重みに耐えられるようにしていました。
豊香園 藤村尚樹社長
「四季折々の石割桜の表情の中で雪囲いというものがあると思うので、そういったところも季節感を感じながら見ていただければいい」
冬の装いとなった石割桜、雪囲いは2025年3月中旬ごろに外される予定です。
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