長崎県内に住む親子がニセの警察官や検事などから約2700万円分の仮想通貨をだまし取られる詐欺事件がありました。
被害にあったのは長崎県内に住む40代の男性会社員と70代の母親です。
警察によりますと母親は2024年8月、厚生労働省の職員を名乗る男から「健康保険証が不正利用されている」と連絡を受けました。
その後、警察官や検事を名乗る男から「犯人があなたのキャッシュカードを持っている」などと言われ、会社員は無料通話アプリのLINEで「マネーロンダリングの取り調べ」と称するやりとりを始めました。
そして会社員は「捜査のため仮装通貨を購入し、口座に振り込む必要がある」などの嘘を信じ、5回にわたり送金した約2700万円相当の仮想通貨をだまし取られました。
警察は「公的な捜査機関は金の振り込みを指示しない」と、注意を呼びかけています。
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