真夜中の神社で起きた窃盗事件。
日本各地を恐怖に陥れている〝闇バイト〟が、“神の領域”まで忍び寄ってきたのだろうか…。

さい銭箱スルーし社務所に侵入

11月25日の深夜に、茨城・守谷市の平安時代から続く由緒ある神社で目撃された、パーカ姿の2人組。

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日本各地を恐怖に陥れている〝闇バイト〟が、とうとう神の領域にまで及んだのだろうか。

宮司は、「神域を汚されたような気持ちです。複数で侵入するような状況で、大変恐怖をおぼえました。もしその場に自分や参拝客がいたら、何をされていたかわからない」と話し、宮司は言い知れぬ不安に襲われている。

2人組は、さい銭を狙っているのかと思いきや…、

のぞき込むだけで何も取ることなく、近くの社務所へ向かう…。
ドロボーたちが狙ったのは、さい銭箱、ではなく、すぐ隣にある社務所だった。

ドアの前に立つと、社務所の入り口をバールのような道具で破壊して侵入したようだと宮司は話す。

そして荒っぽい手口でドアを開け、ゆっくりと社務所の中へ入っていく。

1人はカーテンの裏をのぞき込み、引き出しを開け、物色し始めた。
もう1人は見張り役なのか、ドアの近くに立って、外をチラチラと警戒しているようだ。

時間にして約10分。
2人組は、社務所に保管されていた現金を盗み、神社から立ち去った。

“闇バイトの可能性もある”と専門家

犯罪心理にくわしい明星大学の藤井教授は、「“闇バイトの可能性もある”と思います」と話す。

さい銭箱には手をつけず、社務所に現金があることを知っているかのように社務所に侵入した2人組。
しかし、藤井教授は 「(社務所で)うろうろするような様子は、厳密な計画を立てて犯行に及んでいるようには見えない」とし、“2人組は誰かの指示で動いているのではないか”と分析する。

宮司は被害届を提出、警察が逃げた2人組の行方を追っている。
(「イット!」12月2日放送より)

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