海の神様として知られる塩釜市の塩釜神社は、正月の三が日に例年、およそ50万人の参拝者が初詣に訪れます。

塩釜神社では、毎年、この時期に来年の干支が描かれた大きな絵馬を参道に設けていて、2日に設置する作業が行われました。

大絵馬は、縦2メートル50センチ、横3メートル80センチの大きさで、白い蛇の親子のほか、境内にある国の天然記念物の塩釜桜や、塩釜にちなんだ「盛り塩」が描かれています。

神社の職員7人が大絵馬を持ち上げて運び、台の上に設置したあと、神職がさかきの葉を振って新しい絵馬のおはらいを行っていました。

東松島市から訪れた夫婦は「縁起がよさそうです。来年も健康で、成長を感じられる1年になったらいいなと思います」と話していました。

塩釜神社の三品博隆権禰宜は「蛇のように細く長く、健康に幸多い1年になるようにという願いが込められています。参拝の際には、ぜひ記念に撮影してほしい」と話していました。

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