横浜市鶴見区のアパートで2018年、同居女性の長男紺野叶志郎ちゃん=当時(4)=を虐待して死なせたとして、傷害致死などの罪に問われた内田正也被告(32)は2日、横浜地裁(吉井隆平裁判長)で開かれた裁判員裁判初公判で「暴力を振るっていません」と起訴内容を否認し、無罪を主張した。
起訴状によると、内田被告は17年9月に叶志郎ちゃんの額を殴って打撲を負わせた他、18年1月には頭や首に強い暴行を加え、同25日に頸髄損傷による脳浮腫などで死亡させたとしている。
同市や神奈川県警などによると、児童相談所は18年1月に虐待を認定したものの、叶志郎ちゃんを保護せず、対応を問題視された。
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