愛子さまが23歳の誕生日を迎えられました。一方、30日、誕生日を迎えられた秋篠宮さまはインターネットなどでのバッシングについて「いじめ的情報と感じる」と述べられました。
■愛子さま23歳に 4月から社会人生活も
きょう12月1日、23歳の誕生日を迎えた愛子さま。上皇ご夫妻への挨拶のため、赤坂御用地を訪れました。愛子さまの、「この一年に」ついて宮内庁は。
(宮内庁)「この一年のご活動を振り返りますと、今年3月に学習院大学をご卒業になり、4月から日本赤十字社の嘱託職員としてご勤務を始められました。社会人としての一歩を踏み出されるとともに、皇族としてのお務めに励まれ、忙しくも充実した日々を送っていらっしゃいます」
「困難を抱えている方の力になりたい」と4月、日本赤十字社に入社した愛子さま。
(愛子さま)「これから社会人としての日々が始まりますが早く職場になじみ、皆様のお役にたてますよう頑張ってまいりたいと思っております」
5月、初めて一人で公務に臨みました。公務と仕事を両立し、様々な皇室の行事にも参加しています。
(宮内庁)「この一年、愛子内親王殿下には多くの方々に支えていただかれながら、日々研鑽を重ねられ、皇室の一員としてのご経験を少しずつお積みになるとともに社会人としての歩みを一歩一歩進めていらっしゃいます」
■秋篠宮さま 宮内庁インスタ「良かった」
きのう30日は、秋篠宮さまが59歳の誕生日を迎えました。これに先立ち行われた記者会見では、“皇室の情報発信”についてこう述べました。
(秋篠宮さま)「宮内庁がインスタグラムを始めて、1年近く経ちます。それまでウェブサイトのみだったのが、SNSを使うことによって、天皇皇后両陛下の動静をタイムリーに伝えることができるようになって、私は大変、良かったなと思っております」
宮内庁は4月、インスタグラムの公式アカウントを開設し、運用を始めています。天皇皇后両陛下の活動を中心に投稿され、現在のフォロワー数は180万人にのぼります。
会見ではネット上での秋篠宮家へのバッシングともとれる情報についても、質問がとびました。
(秋篠宮さま)「当事者的に見るとバッシング情報というよりも、『いじめ的情報』と感じるのではないかと思います。ただ、そういう情報がアルゴリズム編集のような形で、ある一定の意見になると、それと違う意見に接しにくくなっているという現状があると思いますし、それが歩いて行って、それが今度、情報を見る人の確証へとなっていくと、それに対応するというのはなかなか難しいと思います」
SNSなどで一度、「バッシング情報」に触れると、似たような情報が表示されるようになるため、対応するのは困難だと話します。
宮内庁に対応を求めるか、問われると。
(秋篠宮さま)「何か宮内庁に求めるといってもですね、例えば何かで宮内庁が抗議をしたとします。でも、それがどちらの方向に振れるかが分からないわけですよね。恐らく、あれは何ていうのでしょうね、『いいね』じゃない方の、逆の、あれを見たらとにかくクリックするぐらい、それ以外なかなか私は思いつかないですね」
12月1日『有働Times』より
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