司法教育支援協会が九州で初開催したセミナー=1日午後、福岡市
刑事司法に携わる仕事の魅力を伝え進路選択に役立ててもらおうと、高校生を対象にしたセミナーが1日、福岡市で開かれた。九州では初開催。法曹三者(裁判官、検察官、弁護士)に加え、刑務官や保護観察官も登壇、約50人の参加者が話に聞き入った。 マンションで会社役員が金品を奪われたという強盗傷害事件を想定し、逮捕から裁判、更生に至るまでの流れを順に解説。福岡高裁の志田健太郎裁判官は「裁判員裁判だと深く広い協議をした上で、納得感が強い結論になることが多い」と語った。 グループセッションでは福岡保護観察所の柿添雅子保護観察官が「なぜ罪を犯してしまったかに直接関われる」と、やりがいを説明した。記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
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