1日は冬型の気圧配置が緩み、先月30日よりも暖かい一日になりました。師走を迎え、各地で年末年始に向けた準備が始まりました。
■きょうから師走寒さ緩む
なぜか浮かれてしまう年末。降り積もる雪は“その年末”が近いというサインです。
今月はワクワクするイベントが盛りだくさんです。
鎌倉時代に始まったとされる神事「笑い講」。今年の豊作を感謝し来年の豊穣を祈って、農作物と“3回の笑い”を神様に献上します。ちなみに笑い声が不真面目な時はやり直しになることもあるのだとか。
この時期の楽しみ方は人それぞれです。年に一度の浮かれた気分を楽しむ人もいれば、この年末を“勝負の時期”とする人たちもいます。
こちらはお歳暮用のイセエビ。出荷のピークを迎えていました。
温暖化などの影響で水揚げは少なく価格は高止まり。とはいえ、今年は例年より大きめのサイズで身入りの良いイセエビが多いようです。
ハウスを埋め尽くす、ポインセチア。猛暑の影響で色付きが遅く出荷が遅れましたが、美しく色付きました。
松本園芸 代表 松本好高さん
「18品種作っているが、2品種はまったく生育しなかった。今年は非常に大変な年でした。皆さんで素晴らしいパーティーをしたり、かわいがっていただきたい」
出荷作業は今月中旬まで続き、クリスマスシーズンを彩ります。
世界遺産「熊野本宮大社」では早くも来年の干支・ヘビの絵馬が掲げられました。さらに…。
長さ4.5メートル、重さ250キロほどの大しめ縄も新しいものに。新年への準備も始まっています。
■富士山ローソン 多くの訪日客
日本一の“縁起物”富士山では…。
コンビニ店と富士山を一緒にカメラに収めることができる人気スポット。SNSなどで拡散され、撮影する外国人観光客が殺到した定番の場所です。これまで、ごみのポイ捨てなどのトラブルが相次いだことから、富士山を隠す“目隠し”がされるなどの対策がされてきました。1日、行ってみると…。
海外の人が信号が赤ですが、渡ろうとしていました。バスが急停車しました。
ごみに関するマナー違反は減ったといいますが、危険な道路の横断が目立つようになったといいます。
地元の人
「(ルールが)分からない人が多いので危なく、飛び出してくる人もいるので危ない。あとはやっぱり渋滞するので、なるべく避けるようにしている」
現在、無謀な横断を防ぐ柵は片側にしかありません。
富士河口湖町は今年中に幅6メートル、高さ80センチほどの柵を新たに設置する方針だとしています。
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