日本有数の豪雪地帯にある、富山県の立山黒部アルペンルート。

 天井の架線から電気が供給されて動くトロリーバスは、標高2450メートルの室堂と大観峰を結ぶ立山トンネル内で、1996年から観光客を運んできました。

 戦後、公共交通として全国で活躍したトロリーバス。徐々にディーゼルエンジンのバスに置き換えられて姿を消していき、日本で唯一だった立山トンネルのトロリーバスも先月30日にとうとうラストランを迎えました。

立山黒部貫光 早川忍主幹
「29年間お客様を安全に、室堂から大観峰、大観峰から室堂へ運んでくれたということを褒めてやりたいと思います」

 来年には、バッテリー式の電気バスで再スタートする予定です。

(「グッド!モーニング」2024年12月1日放送分より)

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