先月30日59歳の誕生日を迎えられた秋篠宮さまは、国会で議論が続く女性皇族が結婚後も皇室に残る案に言及しました。
■皇位継承のあり方 与野党「おおむね共通認識が得られた」
車の窓を開け、笑顔で会釈する秋篠宮さま。先月30日59歳の誕生日を迎えられ、天皇皇后両陛下へのあいさつに、皇居を訪れました。
誕生日に先立って行われた会見で、女性皇族が結婚後も皇室に残る案について「皇室の制度に関わり、話すことは控える」としたうえでこのように述べられました。
秋篠宮さま
「該当する皇族は生身の人間なわけで、その人たちがそれによってどういう状況になるのか、そのことについて私は少なくともそういう人たちをサポートする宮内庁のしかるべき人たちは、その人たちがどういう考えを持っているのかということを理解して、もしくは知っておく必要があると思っております」
安定的な皇位継承のあり方を巡り、皇族の数を確保するための方策などについて5月から与野党で話し合われていて、9月に「おおむね共通認識が得られた」と中間報告されています。
佳子さまとこの件について話しているか問われた秋篠宮さまは…。
秋篠宮さま
「そのことについて話し合いをしているということはありません」
女性皇族を巡る案に言及した真意はどこにあるのでしょうか。
元宮内庁職員 山下晋司氏
「眞子さんの場合は、選択肢がなかった。一般の方と結婚したら皇室を出ると決まっていましたから。法改正されてご本人の意思を尊重するってなった場合に、佳子さまの場合は、出るしかないということじゃなく(皇室に)残る手もあるとなった時に、その判断がご本人にかかってくるというところが非常に厳しい状況に置かれることになるだろう。秋城宮さまは相当危惧しておられるのではないか。これは親として当然ですよね」
(「グッド!モーニング」2024年12月1日放送分より)
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