福岡県柳川市の71歳の女性が、実業家の助手や受講生などを名乗る人物らから合わせて800万円をだまし取られていたことが分かりました。
柳川警察署によりますと、今年3月、福岡県柳川市に住む71歳のパートの女性が、スマホに表示された投資関係の広告をクリックしたところ、国内の実業家や助手・受講生が実際に参加しているSNSの実業家グループに誘導されました。
さらに、助手を名乗る人物から株の投資を勧められ、指示されるままに投資したところ、数万円の利益が出ました。
その後、受講生を名乗る人物から、金や仮想通貨で利益を上げている実在の会社を教えられ、金の投資目的で、その会社のカスタマーサポートを名乗る人物が指定する口座に、11月26日から27日にかけて3回にわたり合わせて800万円を送金しました。
ところが、利益が出たとして現金を引き出そうとしたところ、それができなかったため、だまし取られたことに気付いたということです。
このため女性は11月30日に柳川警察署へ被害届を提出し受理されました。
警察は、「SNS上でのお金の話は詐欺の可能性がある」「『絶対にもうかる』『あなただけ』という話は詐欺だ」などと注意を呼び掛けています。
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