2017年3月、那須町の茶臼岳で高校の山岳部が登山の訓練中に雪崩に巻き込まれ、生徒7人と教員1人が死亡しました。
講演会は事故をきっかけに、専門家や山岳関係者などで作る「雪崩事故防止研究会」が毎年この時期に開いていて、11月30日は登山の愛好家などおよそ150人が参加しました。
この中で当時17歳だった浅井譲さんを事故で亡くした母親の浅井道子さんが講演を行い「事故で家族の人生が一変しすべてがゼロになった。山について息子ともっと話し合っておけばよかった」と述べました。
そのうえで「登山はどんなときも安全が第一で、事前の綿密な計画が大切だ」と話し、十分な準備をして登山に臨むよう呼びかけました。
参加者の30代の女性は「自分も登山をするので、しっかり準備をして安全に登らないといけないと感じました」と話していました。
講演をした浅井さんは「山に行く時は事故に遭わないように、徹底的に調べてから登ってほしい」と話していました。
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