秋篠宮さまは30日、59歳の誕生日を迎えられた。これに先立ち、東京・赤坂御用地の赤坂東邸で記者会見し、皇族数確保策として女性皇族が結婚後も皇族の身分を保持する案を巡り「該当する皇族は生身の人間で、その人たちがどういう状況になるのか。少なくとも宮内庁は、その人たちがどういう考えを持っているかを理解しておく必要がある」と述べた。
皇室制度自体への言及は控えた。現行の皇室典範は、女性皇族が結婚によって皇室を離れると規定する。政府の有識者会議が2021年12月にまとめた報告書は、これが皇族数減少の原因と指摘した。国会で与野党が協議し、今年9月の中間報告で、結婚後の身分保持案について「認める方向でおおむね共通認識が得られた」と明記した。
秋篠宮さまは、次女佳子さまとの間で「そのことについて話し合いをしていることはない」とも語った。
インターネットなどで秋篠宮家へのバッシングと取れる情報がある点に関し「一般的には、当事者的に見るとバッシング情報というよりも、いじめ的情報と感じるのではないか」と述べた。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。