新潟県警新発田署などは11月29日、新発田市や村上市などから消火用ホースの筒先、タイヤなどを盗んだ男の捜査が終結したと発表。余罪捜査の結果、被害額は約890万円に上っていました。

建造物侵入・窃盗の疑いで逮捕されていたのは、村上市勝木の無職の男(30)です。

男は去年から今年7月にかけて、新発田市や村上市などで設置されていた消火器具箱あるいはホースを格納している箱から、消火用ホースの金属製の筒先などの窃盗を繰り返したほか、一般住宅の車庫や倉庫などに侵入してタイヤなどを盗んだ疑いで、今年7月に2度逮捕されていました。

余罪捜査した結果、警察は消火用ホースの金属製の筒先目的の窃盗で、523件・525点(時価合計約829万3000円相当)、タイヤねらいの建造物侵入・窃盗(倉庫あらし)で、6件・42点(時価合計約58万6000円相当)を盗んだ疑いで書類送検しました。

警察によりますと、男は消火用ホースの金属製の筒先やタイヤを、売却・換金する目的で盗んでいたということです。また、男は一般住宅の倉庫や車庫などに侵入し、タイヤを盗んだほか、電動工具類なども盗んでいたといいます。

警察の調べに対し、男は逮捕されたいずれの事件においても「盗んだことに間違いありません」と容疑を認めています。

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