中国で開かれている世界女子囲碁選手権の決勝3番勝負に進出した上野愛咲美五段が第1局で勝利しました。30日の第2局に勝てば初優勝です。

 囲碁の主要な国際棋戦の一つ、第7回・呉清源杯世界女子囲碁選手権の決勝3番勝負の第1局が29日、中国・福建省の福州市で行われ、上野愛咲美五段(23)が唐嘉ブン六段に勝利しました。

 先に2勝したほうが優勝なので、30日の第2局に勝利すれば、初優勝を飾るとともに日本人初の快挙となります。

 上野五段は決勝進出を決めた際、「強い相手と対戦できて勉強になっている。決勝でもどんな碁になるか楽しみ」と意気込みを語っていました。

 呉清源杯世界女子囲碁選手権は中国、韓国、日本、北米、欧州などの代表24人のトーナメント戦で、優勝賞金は50万人民元、日本円でおよそ1000万円です。

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