今月12日、広島市安佐南区の県道のループ橋で、ダンプカーと乗用車が正面衝突していずれも橋の下に転落し、乗用車に乗っていた80歳の夫と76歳の妻が死亡し、夫婦の40代の娘が重体となったほか、ダンプカーの運転手もけがをしました。
ダンプカーはカーブで対向車線にはみ出し、乗用車に衝突したとみられていますが、警察がダンプカーの運行記録計などを調べたところ、当時の速度は時速60キロほどで、制限速度の30キロのおよそ2倍だった疑いがあることが捜査関係者への取材で新たに分かりました。
また、乗用車のドライブレコーダーには事故の直前、ダンプカーの前輪の片側が浮いている様子も写っていたということです。
警察は、「進行を制御することが困難な高速度」だったとして、危険運転致死傷の疑いで捜査していて、入院しているダンプカーの運転手の退院を待って事情を聴く方針です。
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