改造車の車検を通した見返りに、2万2000円を受け取った疑いで、滋賀県彦根市の自動車検査員の男ら3人が書類送検されました。
滋賀県彦根市の自動車検査員・小林伸夫容疑者(39)と、事業場管理責任者の宮越秀歳容疑者(52)は、自動車販売業の住川幸太郎容疑者(44)から依頼を受けた改造車2台の車検を通した見返りに、2万2000円を受け取った疑いなどで書類送検されました。
また住川容疑者も贈賄の疑いで書類送検されています。
■容疑者は「みなし公務員」ウソの書類を国に提出
小林容疑者と宮越容疑者は、車検業務を行うために国土交通省から選任された「みなし公務員」で、警察によると保安基準を満たしたとするウソの書類を国に提出し、受け取った金は店の売り上げに計上していたということです。
2人は調べに対し「店の売り上げ目標を達成したかった」などと容疑を認めているということです。
また住川容疑者も「自分の客の依頼に応えて不正車両の車検を通してもらうために支払った」などと容疑を認めていて、警察は3人が他にも改造車の車検を通していたとみて調べています。
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