川崎市で29日、作業中のクレーン車が横転し、電線を切る事故がありました。付近の住宅などで一時1600軒以上が停電しました。
正午ごろ、川崎市多摩区で「作業中のクレーン車が横転して電線を切ってしまった」と工事現場の責任者から110番通報がありました。
警察によりますと、斜面で作業をしていたクレーン車がバランスを崩して横転し、その際にアーム部分が電線に引っ掛かり切れたということです。
この事故で周辺の建物への被害はなく、運転手含め、けがをした人もいませんでした。
東京電力によりますと、現場付近では正午前から午後2時半ごろまでの間、最大で約1640軒で停電し、現在は復旧していますが原因を調査中だとしています。
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