29日午前10時半ごろ、奈良県吉野町の国の重要文化財「吉野神宮拝殿」の扉に、アニメキャラクターのような形の傷がついているのを同神宮の職員が見つけた。県警は、何者かが傷をつけたとみて文化財保護法違反容疑を視野に捜査を始めた。

 吉野署によると、傷は拝殿に向かって左側の扉の下方についていた。縦30センチ、横17センチほどの大きさで、アニメ「アンパンマン」の主人公のような形をしている。

 神宮側では10月中旬に、傷がないことを確認していたという。同神宮は「守っていかなければならない文化財で起きたことで、心が痛い」としている。

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