総務省によりますと、10月の就業者数は6813万人で前の年の同じ月と比べて42万人増え、27か月連続で増加しました。

このうち女性は3109万人で過去最多を更新しました。

一方、10月の完全失業者数は170万人で、前の年の同じ月と比べて5万人減り、3か月連続の減少となりました。

この結果、季節による変動要因を除いた全国の完全失業率は2.5%で前の月より0.1ポイント悪化しました。

完全失業率が悪化したのは、ことし7月以来となります。

総務省は「定年や雇用契約の満了に伴う離職者が増えたことなどが要因で、勤め先や事業の都合でやむなく離職した人は減っているので、雇用情勢は悪くはないと言える。引き続き、就業者や失業者の動向を注視していきたい」としています。

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