多くの観光客が訪れる場所を狙ったテロへの対応を強化するため、静岡県浜松市の遊園地で警察や消防、それに施設の従業員などによる合同訓練が行われました。
浜名湖パルパルで行われた訓練は、不審な男が液体を振りまき多数の負傷者が出たことを想定し、従業員や警察、それに消防など約130人が参加しました。
従業員は警察や消防への通報とともに利用客を安全な場所へと避難させ、警察官は従業員からの情報をもとに男を見つけ取り押さえました。
また、駆け付けた消防は液体が強い毒性を持つ硫化水素の可能性があり、防護服を身に着けて救助にあたったり、除染テントを設置したりするなど、それぞれの役割や連携を確認していきました。
パルパル従業員:
警察や消防からの質問内容など、どんなことを聞かれるのか学べたのは良かったかなと。参加した従業員に意識が芽生えて今後につながればいい
参加した関係者は今後もそれぞれの訓練や合同訓練などを通じて、万が一への対応力を高めていくということです。
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