時速194キロの車による死亡事故の裁判員裁判で、大分地裁は28日、危険運転致死罪を適用し被告の男に懲役8年の実刑判決を言い渡しました。
この事故は2021年2月、大分市大在（おおざい）の県道交差点で小柳憲（こやなぎけん）さんが車で右折しようとしたところ、時速194キロで走行していた車と衝突し、亡くなったものです。
当初、大分地検は当時19歳だった被告の男を過失運転致死罪で起訴しましたが、遺族の署名活動のあと、危険運転致死罪に起訴内容を変更し、裁判員裁判が開かれることになりました。
最大の争点は時速194キロの車による事故に「危険運転致死罪」が適用されるかどうかでしたが、判決で大分地裁は危険運転致死罪を適用し被告の男に懲役8年の実刑判決を言い渡しました。
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