7年前、2歳の娘に何らかの暴行を加えて死亡させたとして一審で実刑判決を受けた父親の裁判で、28日、大阪高裁は逆転無罪を言い渡しました。

今西貴大さん(35)は2017年、大阪市の自宅で、当時2歳4カ月の義理の娘・希愛ちゃんの頭部に何らかの暴行を加え死亡させた罪などに問われています。

一審は「損傷は脳の深い部分、脳幹を含んでおり、強い外力がないと生じない」などとして懲役12年の判決を言い渡しました。

今西さんは二審でも「心臓突然死だった」と無罪を主張し、ことし5月には約5年半ぶりに保釈されていました。

28日午前の判決で、大阪高裁は今西さんに逆転無罪を言い渡しました。

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