雷雨や竜巻などの突風の恐れ
上空の寒気の影響で北日本から西日本の日本海側は朝から雨雲がかかり、局地的に雷を伴って強まっています。新潟県には昼前、土砂災害警戒情報が発表されました。28日は日本海側を中心に一日を通して大気の状態が不安定になるため、急な強い雨による土砂災害や河川の増水、道路の冠水などに注意が必要です。また、落雷や竜巻などの突風、ひょうが降る恐れもあります。発達した積乱雲を見たら建物の中に移動するなどして安全を確保してください。
雷が発生する確率暴風警報も発表中
日本付近は冬型の気圧配置となり、日本海側を中心に風が強まっています。金沢では瞬間的に25mを超えて今月一番の強風を観測しました。また、福岡県や山口県などには暴風警報も発表されています。
【予想最大瞬間風速(28日)】
山口県、福岡県、長崎県、佐賀県 30m
関東は今季一番のカラカラ空気
日本海側で雨や風が強まる一方、関東など太平洋側は空気が乾燥します。すでに前橋や東京、横浜などで湿度がこの秋一番の低さとなっています。東京はおよそ半年ぶりに湿度が30%を下回り、神奈川県内では湿度が15%にまで下がっている所もあります。沿岸部は風も強まっていますので火災の発生には十分注意が必要です。
一方、空気が乾燥しているということは洗濯日和であり、屋外で気持ちよく体を動かせる陽気ともいえます。このカラカラ空気の有効活用もおすすめです。
週末にかけて警報級の大雨、暴風
寒気の影響をうけて日本海側はこの先も大気の不安定な状況が続きます。北陸は週末にかけて警報級の大雨となる見込みです。石川県は最近も大きな地震があり、地盤が緩んでいる恐れがあります。土砂災害に警戒してください。
また、日本海側は広く風の強い状態が続き北日本は吹雪となる恐れがあります。移動する予定のある方は念のため交通情報を確認しましょう。
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