横手市や警察によりますと、27日午前8時ごろ、横手市雄物川町でクマの目撃情報が相次いで寄せられました。

市の依頼を受けた地元の猟友会のメンバーが現場付近をパトロールしていたところ、クマ1頭が近くにある介護施設の倉庫に入っていくのを目撃したということです。

このため警察などは、クマが出てこないよう倉庫のシャッターを閉めて出入り口を塞ぐとともに、周辺にいた施設の従業員を遠くに避難させたということです。

これまでのところけがをした人は確認されていないということです。

倉庫の中にはクマを捕獲するためのおりを置いたということで、警察は周辺への立ち入りを規制してクマの監視を続けるとともに、近くに住む人に警戒を呼びかけています。

一方、クマがいる倉庫の近くには雄物川高校があり、高校によりますと、27日は校外学習や修学旅行で1年生と2年生は登校しておらず、登校している3年生の生徒については、校内に待機させたうえで、市や警察と連絡を取って対応を検討しているということです。

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