2024年10月に無罪が確定した袴田巖さんに対し、静岡地検のトップが謝罪する意向を示していることを受け、浜松市の支援団体は「検事総長の談話を撤回した上で謝罪をしてほしい」と抗議しました。
袴田さんは58年前の事件で一度は死刑が確定しましたが、やり直しの裁判を経て2024年10月に無罪が確定しました。
この判決を受け、最高検の畝本直美 検事総長は「到底承服できない」とする談話を発表しましたが、静岡地検の山田英夫 検事正が袴田さんに直接謝罪する意向を示しています。
こうした中、袴田さんの支援団体は11月25日、浜松駅前で検察への抗議を訴え、畝本検事総長の談話の撤回や証拠のねつ造について謝罪を求める文書を静岡地検に郵送したということです。
支援者:
本当に謝罪する意思があれば検事総長の談話を撤回した上で本当に心から袴田さんあるいはひで子さんに謝罪をきちんとしてほしい
山田検事正は袴田さんの浜松市の自宅を訪れ、姉のひで子さんと弁護士も同席する予定です。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。